バンコクに勉強しに行ってきました。
先日アラガン社の注入指導医のお仕事で、バンコク(タイ)で行われた勉強会に行ってきました。
世界各国から約500名のドクターが集まりました。
日本の学会などとは違い、海外の勉強会はド派手。会場の中もネオンがすごいですし、ドクターの登場の仕方もコンサートの様。会場外も写真スポットがたくさんあります。写真スポットで私たちも写真を撮りましたが、海外のドクターたちは決めポーズがすごい。芸能人なんじゃないかというくらいポーズが決まっている。私が撮っていたら、もっとこうしたらとか海外のドクターたちに言われましたが、恥ずかしくてできなかったですw
写真は、JAPANメンバーと会場の写真。
勉強会の内容はアドバンスな内容でした
とはいえ、普段の私の診療で行っていることではあります。しかしそれをなかなか人に教えることが今まで難しかったのですが、それを言語化し、教育プログラムとして作られたものを学べたのは、頭の中を整理し、人に教えるレベルにまで落とし込めるきっかけになりました。
具体的な内容としてはmyomodulation
聞き慣れない言葉だと思うので簡単にいうと、“ヒアルロン酸によって筋肉の動きのバランスをコントロールする“という内容でした。
筋肉の動きを調整するのはボトックス®︎というのはよく知られていますが、ヒアルロン酸による筋肉のコントロールもでき、むしろ複雑な筋肉の動きをコントロールするにはヒアルロン酸でないと難しい場合もあります。
例えば、口を窄めた時に口周りにできる縦皺。口を窄める筋肉の1つに口輪筋があります。じゃあ口輪筋にボトックス®︎を打てばいいのか!?それもありだとは思いますが、口を窄めにくくなりうどんが吸えなくなったといった副作用が出る可能性があります。口が寄りやすくなったのは、白唇エリアのボリュームロスが原因のこともあり、その場合は白唇エリアのボリュームをヒアルロン酸で改善することにより症状が改善します。
今回の内容を他のドクターに完璧に教えれる程度にまでまだ具体化や言語化ができていませんが、今回の経験はすごくいい機会でした。しっかり自分のものにして、注入指導医として今後、他のドクターにも伝えていけたらなと思います。