美容医療に興味はあるけれど、勇気が出ないあなたへ
美容医療に興味はあるけれど、少し勇気が出ない…そんな方にぜひ読んでいただきたいと思います。
初めてのことに挑戦するのは、面倒に感じたり、不安や恐怖を覚えたりするものです。その多くは、「知らない」ということが原因になっています。
では、美容医療においては、どのような点に不安や怖さを感じるのでしょうか?
多くの方が気にされるのは、「痛み」や「安全性」かもしれません。また、「周りに気づかれるのでは?」「仕上がりが自分のイメージと違ったらどうしよう」といった見た目の変化への不安や、治療後のダウンタイム、費用面も迷いの原因になることがあります。
こうした不安の多くは、実際にカウンセリングを受けることで解消されていきます。
そのため、当院ではカウンセリングをとても大切にしています。
というのも、私自身も初めて美容医療を受けたときは、不安でいっぱいでした。
痛みに弱いタイプですし、心配性な性格なので、合併症への不安もありました。「もし変な仕上がりになったらどうしよう」と何度も悩んだことを今でもよく覚えています。
だからこそ、患者さまにはできるだけ不安を取り除いたうえで、安心して治療を受けていただきたいという想いがあります。
カウンセリングでは何をするの?
当院のカウンセリングは、お顔の現在の状態を丁寧に診察することから始まります。
たとえ気になる箇所が一つだけであっても、必ず顔全体を診るようにしています。なぜなら、一見一箇所の悩みに見えても、実はさまざまな要因が絡み合って生じていることが多いからです。
たとえば、悩まれる方の多い「ほうれい線」は、たるみや骨・脂肪の痩せなど、いくつもの要因が関係しています。特にたるみは、加齢によって頬骨や脂肪が痩せることが大きな原因です。
つまり、ほうれい線が気になるからといって、そこだけを見て治療するのではなく、頬骨や脂肪の状態も含めた総合的な評価が必要なのです。
次に、「どんなお悩みがあるか」「どんなお顔になりたいか」をじっくりお聞きします。
実は、これをスラスラ答えられる方は意外と少ないです。というのも、お話しを通して自分の気持ちや理想を深く考えていくからです。
たとえば、「ほうれい線が気になる」と言っても、「線そのものが気になるのか」「小鼻の横のくぼみが気になるのか」「その上にのしかかるたるみが気になるのか」など、人によって感じ方はさまざま。そもそも「なぜ、ほうれい線が気になり始めたのか」を一緒に整理することもあります。
このように丁寧にお話しをすることで、患者さまと医師の間でイメージをしっかりと共有していきます。
そのうえで、医師の視点からお顔の状態を評価し、必要な治療について詳しくご説明します。
場合によっては、当院にはない治療法をご提案させていただくこともあります。
もちろん、合併症や痛みに関するご説明もきちんと行います。
お話を聞くことで安心できることはたくさんありますが、それでも不安が大きい場合には、無理に治療を進める必要はありません。一旦見送るという選択も、立派な判断です。
「美容医療を受けてみたい」「ちょっと興味がある」そんな気持ちが芽生えたら、まずはカウンセリングを受けてみてください。
美容医療を「知ること」から、安心の一歩が始まります。