【クラミジア尿道炎とは】男性・女性で症状が違う?検査・治療・陰性化の確認まで
【クラミジア尿道炎とは】男性・女性で症状が違う?検査・治療・陰性化の確認まで|日進市・長久手市・東郷町・みよし市対応のたがやクリニック
クラミジア尿道炎とは?
クラミジア尿道炎は、クラミジア・トラコマティスという細菌による性感染症の一種で、性行為やオーラルセックスを介して感染します。特に若年層に多く、自覚症状がないまま感染を広げてしまうことも少なくありません。
男性と女性で症状が違う?
▶ 男性の症状
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尿道の不快感や軽いかゆみ
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排尿時の痛みや熱感
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透明または白色の分泌物(膿)
▶ 女性の症状
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おりものの異常(量・色・におい)
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下腹部痛、性交時の痛み
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無症状であるケースも多い
女性は特に無症状のまま進行することが多く、放置すると卵管炎や不妊の原因になることがあります。
無症状でも感染していることがあります
クラミジア感染の怖い点は、約半数以上が無症状であるということです。「症状がないから放っておいて大丈夫」と思っているうちに、パートナーに感染させてしまったり、合併症を招いてしまうリスクがあります。
どんな検査でわかるの?
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尿検査(主に男性)
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膣・子宮頸部ぬぐい液検査(女性)※婦人科受診をお願いさせていただきます。
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咽頭ぬぐい液検査(オーラル感染が疑われる場合)
いずれも短時間で痛みの少ない方法で、結果は約1週間後に判明します。
治療について
クラミジア感染の治療には、抗生物質(アジスロマイシン、ドキシサイクリンなど)を内服して行います。パートナーがいる場合は、同時治療が非常に重要です。再感染を防ぐため、治療完了後も性行為は控える必要があります。
陰性化の確認も大切です
治療を終えても、まれに薬が効かなかったり再感染していることがあります。そのため、治療から一定期間後(通常3~4週間)に再検査を行い、陰性化を確認することが重要です。
これにより、
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確実に治癒したことの確認
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パートナーへの再感染リスクの回避
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他の感染症との合併の有無のチェック
など、安心して日常生活に戻ることができます。
日進市をはじめ、長久手市・東郷町・みよし市の地域からのご相談にも対応~たがやクリニック~
クラミジア尿道炎は、放置すると不妊や骨盤内炎症性疾患につながることもある感染症です。たとえ症状がなくても、不安がある場合やパートナーが感染していた場合には、早めの受診と治療後の陰性化確認が大切です。
当院では、日進市をはじめ、長久手市・東郷町・みよし市の地域からのご相談にも対応しております。プライバシーに配慮し、安心して受診できる体制を整えておりますので、まずはお気軽にご相談ください。