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【プールで体調不良を防ぐには?】夏のプール遊びで気をつけたい健康管理のポイント

内科

【プールで体調不良を防ぐには?】夏のプール遊びで気をつけたい健康管理のポイント

夏になると、子どもも大人も楽しみにしているのがプール。でも、水遊びの裏には思わぬ健康リスクも潜んでいます。
安心して楽しむためには、いくつかの注意点を知っておくことが大切です。

今回は、皮膚トラブル、脱水症状、感染症などプールで気をつけたいことをわかりやすく解説します。


 皮膚がジュクジュクしているときはプールを控えましょう

湿疹やあせも、とびひなどで皮膚がただれていたり、ジュクジュクしている状態のときは、プールはお休みしましょう。

● 傷口から雑菌が入って悪化する可能性
● 他の人に感染する病気(とびひ、水いぼなど)のリスク

医師の許可が出てからの再開が安心です。皮膚の状態に不安があるときは、事前にご相談ください。


 水分補給をしっかりと!

プールに入っていると、汗をかいている自覚が少なくなりますが、体からは確実に水分が失われています。

  • プールの前後や合間に、こまめな水分補給を心がけましょう。

  • 特に気温が高い日は、熱中症のリスクも高まります。

※水分補給には、糖分の少ない水やお茶、経口補水液などがおすすめです。


 日焼け対策も忘れずに!

屋外プールでは紫外線対策も重要です。

  • こまめに日焼け止めを塗り直す(耐水性タイプを選ぶと効果的)

  • ラッシュガードや帽子の着用もおすすめ

  • 日差しが強い時間帯(10時〜15時)の長時間の直射日光は避ける

日焼けは軽いやけどと同じ。皮膚へのダメージだけでなく、体力の消耗や体調不良にもつながります。


 プールの水を飲んでしまったら?

少量であれば大きな心配はいりませんが、大量に飲んでしまった場合は下痢や腹痛の原因になることがあります。

  • 帰宅後、体調に変化がないか注意して観察してください

  • 嘔吐・下痢・発熱などの症状が出たら、早めに医療機関へ相談しましょう


 プールでうつりやすい病気とは?

プールでは以下のような感染症がうつりやすくなります。

感染症 主な症状 予防法
とびひ 水ぶくれ、ただれ 皮膚の異常がある時は入水を避ける
水いぼ 小さないぼ状の発疹 タオルの共有を避ける、患部を保護
咽頭結膜熱(プール熱) 発熱、喉の痛み、目の充血 手洗い・うがい、目をこすらない
伝染性膿痂疹 黄色いかさぶた状の発疹 清潔に保つ、掻かない

感染予防の基本は、皮膚や目・口・鼻を清潔に保つこと。プール後はシャワーでよく洗い流し、着替えやタオルもこまめに交換しましょう。


皮膚のトラブルや体調の不安がある場合は、お気軽に日進市のたがやクリニックまでご相談ください

楽しいはずのプールも、体調管理を怠ると思わぬトラブルのもとに。
皮膚の状態、感染症対策、水分補給、日焼け対策を心がけ、健やかな夏を過ごしましょう。

当院は、日進市にある内科のクリニックとして、長久手市・東郷町・みよし市など、近隣地域からも患者さまにご来院いただいています。

夏の体調管理も、どうぞお気軽にご相談ください。

予約(当日予約いただけます)