お正月だけじゃない?「お餅」の注意点 | のど詰まり・血糖値・腸閉塞 日進市・長久手市・みよし市・東郷町
お正月だけじゃない?「お餅」の注意点 | のど詰まり・血糖値・腸閉塞
日進市・長久手市・みよし市・東郷町
日本人に身近な「お餅」という食べ物
お餅は、正月やお祝い事をはじめ、日常的にも親しまれている日本の伝統的な食品です。
一方で、毎年この時期になると「お餅による事故」や「体調不良」がニュースになるのも事実です。
実はお餅は、
食べ方や体調によっては注意が必要な食品でもあります。
最も多い注意点「のど詰まり」
なぜお餅は詰まりやすいのか
お餅は、
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・粘着性が非常に高い
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・口腔内や咽頭に張り付きやすい
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・噛み切りにくい
という特徴があります。
特に、
高齢の方、入れ歯を使用している方、咀嚼力が低下している方では、
窒息のリスクが高くなります。
のど詰まりを防ぐための工夫
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・小さく切る
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・よく噛んでから飲み込む
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・一口量を少なくする
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・お茶や汁物と一緒に食べる
ご家族で召し上がる際は、周囲の見守りも大切です。
血糖値が急上昇しやすい食品
お餅は「高GI食品」
お餅は、白米以上に消化吸収が早い高GI食品です。
そのため、
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・食後血糖値が急上昇しやすい
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・インスリン分泌に負担がかかる
という特徴があります。
糖尿病、境界型糖尿病、血糖値を指摘されたことがある方は、
量と食べるタイミングに注意が必要です。
食べ過ぎによる胃腸トラブル
消化に時間がかかる
お餅は消化されにくく、
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・胃もたれ
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・胃痛
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・便秘
などの原因になることがあります。
特に、高齢の方、胃腸機能が低下している方、食事量が多くなりがちな年末年始は注意が必要です。
腸閉塞(イレウス)のリスク
あまり知られていませんが、
大量に摂取したお餅が腸閉塞の原因となるケースも報告されています。
特に注意が必要なのは、
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・腹部手術の既往がある方
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・便秘傾向のある方
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・高齢者
強い腹痛、嘔吐、便やガスが出ないなどの症状があれば、早めの医療機関受診が必要です。
腎臓・心臓の病気がある方の注意点
塩分・カリウムの問題
お餅自体の塩分は少ないものの、
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・しょうゆ
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・だし
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・雑煮の具材
によって、塩分摂取量が増えやすくなります。
高血圧、心疾患、慢性腎臓病(CKD)のある方は、調味料や汁の飲み過ぎに注意しましょう。
専門医からのワンポイントアドバイス
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・「やわらかいから安全」と思わない
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・小さく切って、ゆっくり食べる
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・体調がすぐれない時は無理に食べない
-
・高齢の方には特に声かけと見守りを
お餅は決して「悪い食べ物」ではありませんが、
体調や年齢に合わせた食べ方が大切です。
日進市のたがやクリニックからのメッセージ
たがやクリニックでは、
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・季節ごとの体調変化
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・食事と健康の関係
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・高齢者医療・生活習慣病
についても、日常診療の中で丁寧にお伝えしています。
日進市・長久手市・みよし市・東郷町周辺で、食事や体調について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
