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“しわ=ボトックス”で本当にいい?常識を疑う美容医療

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“しわ=ボトックス”で本当にいい?常識を疑う美容医療

「常識を疑う」ということ

先日、友人と他愛もない話をしていた時のこと。
突然、彼女が真剣な顔で語り出しました。

「地震にはプレート説と地質説があって、みんなプレート説を信じているけど、実は地質が…」

……え?何の話?
あまりにも急だったので、正直よく分かりませんでした。

でも彼女は最後に、にっこり笑ってこう言いました。

「何が言いたいかというとね、自分の中で“正解”を決める前に、
いろんな角度から物事を見ること、“常識”を一度疑ってみることも大事だってこと!」

この言葉を聞いて、
私はストンと腑に落ちました。

美容医療も、まったく同じ

この話は、美容医療にもそのまま当てはまります。

たとえば ボトックス®︎治療
「ボトックス®︎=しわ取り」
そう思っている方は多いですし、実は医師側も無意識にそう考えてしまうことがあります。

「額の皺が気になります」→「では、額にボトックス®︎を打ちましょう」

間違いではありません。
でも、本当にその治療がその人にとって最善かは、一度立ち止まって考える必要があります。

「いつから気になったのか?」を考える

額の皺が、若い頃は気にならなかったのに、年齢とともに目立ってきたのには理由があります。

それは 老化による顔の構造の変化 です。

  • 額やこめかみのボリューム減少
  • 皮膚のたるみや菲薄化
  • まぶたのたるみによる開けにくさ

これらが重なり、
まぶたを開けるために前頭筋(おでこの筋肉)を使うようになり、結果として額に皺が寄りやすくなります。

さらに、老化によって皮膚のクッション性が減ることで、筋肉の動きがダイレクトに皮膚へ伝わり、皺はより深く、目立ちやすくなります。

その状態で、額にボトックス®︎を打ったら?

前頭筋の動きを止めると、皺は確かに薄くなります。

でも同時に
「目が開けにくい」
「まぶたが重い」
と感じる可能性が高くなります。

これは想定内の反応です。

つまり、
「額に皺があるからボトックス®︎」という“正解”だけで治療をすると、

✔ 皺は減った
✖ でも目が重くなった

という結果になることもあるのです。

だからこそ、「では、どうしたらいいのか?」と、もう一段深く考えることが大切になります。

視点を変えると、答えが変わる

この「眉を上げて目を開ける」という状態は、実は別の見た目の悩みにもつながります。

例えば
「最近、中顔面が長くなった気がする」と感じる方。

その原因が、必ずしも中顔面そのものにあるとは限りません。
目が重くなり、眉を上げる癖が続くことで、額が狭く見え、結果として
中顔面が長く見えるという“錯覚”が起こることがあります。

この場合、
「中顔面を短くする治療」だけに目を向けるのではなく、
「なぜ眉を上げてしまうのか」
「なぜ目が重くなっているのか」
を考えなければ、本質的な解決にはなりません。

大切なのは「決めつけないこと」

美容医療に、
「これが絶対の正解」というものはありません。

だからこそ私は、
目の前の症状だけで判断せず、
いろんな角度から顔全体、背景、癖、変化の理由を見ることを何より大切にしています。

友人のあの一言のように。

常識を疑い、視点を変えることで、
本当にその人に合った答えが見えてくる。

それが、私の考える美容医療です。

 

🏥たがやクリニック

注入治療(ヒアルロン酸、ボトックス®︎、肌育注射)専門、内科併設

愛知県日進市米野木台5丁目108番地(米野木駅から徒歩7分、駐車場17台)

 

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