ヒアルロン酸って、どれくらい必要!?
患者さんによく聞かれる質問の1つ。
「ヒアルロン酸って、どれくらい入れたらいいんですか?」
じつはこれ、とても良い質問なんです。でも、答えはとてもシンプルではなくて…
答えは「人によって全然違う」んです
同じ「頬がこけて見える」「ほうれい線が気になる」というお悩みでも、
必要なヒアルロン酸の量はその人によってまったく違います。
なぜかというと――
ポイント①:「自分がどうなりたいか」によって変わる
例えば、「今より少し若く見えたい」のと、「10年前の自分に戻りたい」では、
ゴールが全く違いますよね。
- ・ほんの少し印象をやわらかくしたい → 少量(1~2cc)でも十分なことも
- ・しっかり若返りたい・フェイスラインを整えたい → 3〜6cc以上使うこともあります
どこまで変えたいか・何を目指しているかが、必要な量を決める第一歩になります。
ポイント②:「骨・脂肪の痩せ方」によって変わる
もう一つ大切なのが、「今のお顔の状態」です。
ヒアルロン酸治療の本質は、「失われたボリュームを補う」こと。
年齢とともに、骨がやせ、脂肪が減り、肌がたるみます。
- ・骨がしっかりしていて脂肪も十分 → 少量で整いやすい
- ・骨の萎縮や脂肪の減少が目立つ → 多めに補う必要がある
同じ年齢でも、生活習慣や遺伝、表情のクセなどによって状態はさまざま。
実際にお顔を拝見して、どのパーツにどれだけ必要かを見極めるのがとても大事になります。
【「このパーツには何cc」なんて、正解はひとつじゃない】
ネットで「ほうれい線には1cc」「あごには2cc」などと書かれているのを見たことがあるかもしれません。
もちろん参考にはなりますが、
大切なのは、「何cc入れたか」ではなくて
「どう変わったか」です。
たとえば、同じ1ccでも――
- ・丁寧に診断し、効果的に入れれば大きな変化に
- ・なんとなく入れると、変化が感じにくかったり、不自然になったり
つまり、入れる量そのものよりも「どこに、どのように入れるか」が大切なのです。
【量に迷ったら、まずはご相談を】
ヒアルロン酸は、ミリ単位で調整が可能なとても繊細な治療です。
私は、必要な量を無理に増やすことはしません。
「今のあなたにとって、どんな変化が一番美しいか」
「そのためには、どのくらいの量が必要か」
を一緒に考えてご提案しています。
- ・少しずつ様子を見ながら足すこともできる
- ・気になるところだけ、ピンポイントで整えることもできる
まずは、「どうなりたいか」を一緒に話すところから始めましょう。
【まとめ】
ヒアルロン酸の量は、
- ・なりたい姿
- ・今の顔の状態(骨・脂肪の変化)
によって大きく変わります。
「自分にはどれくらい必要なんだろう?」と思ったら、
遠慮なくご相談くださいね。
あなたにとっての“ちょうどいい”を、一緒に探していけたら嬉しいです。
★たがやクリニック 注入治療(ヒアルロン酸、ボトックス®︎)専門、内科併設
愛知県日進市米野木台5丁目108番(米野木駅から徒歩7分、駐車場17台)