唇の色が悪いのは病気のサイン?青白い・真っ赤な唇の原因と対処法
唇の色が悪いのは病気のサイン?青白い・真っ赤な唇の原因と対処法
唇の色からわかる体のサインとは?
鏡でふと唇を見ると、「なんだか色が悪い…」と思ったことはありませんか?
唇は皮膚が薄く、血流の変化が現れやすいため、体の健康状態が反映されやすい場所です。
とくに子どもや高齢の方で唇の色の異常に気づいた場合、体調変化のサインかもしれません。
【ケース1】プールのあとに唇の色が悪いのは大丈夫?
夏になると、プールや水遊びで冷たい水に長時間入ることがあります。
このときに「唇が紫っぽく見える」「青白くなっている」と感じたら、一時的な血流低下によるものが多く、すぐに体を温めて様子を見ましょう。
ただし、ぐったりしていたり、顔色が悪い、呼吸が浅いなどの症状がある場合は、低体温や心肺機能の異常の可能性もあるため、注意が必要です。
【ケース2】朝起きて唇の色が悪いときは?
朝の冷え込みや寝ている間の脱水、睡眠時無呼吸症候群などの影響で、一時的に唇が白っぽく見えることがあります。
軽度であれば、起きて活動を始めると血流が戻って改善することがほとんどですが、
・毎朝同じように唇の色が悪い
・動悸や息切れがある
などがある場合には、貧血や心臓・肺の病気の可能性もあるため、一度医療機関でのチェックをおすすめします。
【ケース3】唇が真っ赤なのも異常?
「健康的な赤み」と「異常な赤さ」は違います。
炎症やアレルギー反応で唇が赤くなったり、痛みや腫れを伴う場合には接触性皮膚炎やアレルギー性疾患の疑いがあります。
特に最近増えているのが「唐辛子リップ」などカプサイシン配合のリップによる刺激。
ヒリヒリしたり、皮むけがある場合は使用を中止し、肌にやさしい保湿リップへ切り替えましょう。
唇の色が悪いときに考えられる疾患は?
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青白い唇(チアノーゼ):貧血、低酸素血症、心疾患、呼吸器疾患
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白っぽい唇:循環不良、脱水、睡眠時無呼吸症候群
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赤く腫れた唇:アレルギー、薬剤反応、感染症、接触性皮膚炎
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紫がかった唇:血液循環の異常、心臓・肺機能の低下
気になる症状が持続するときや、他の体調不良を伴う場合は、早めの受診をおすすめします。
日進市・長久手市・東郷町・みよし市の皆さまへ
たがやクリニックでは、日進市だけでなく、長久手市・東郷町・みよし市からの患者さまにもご来院いただいております。
「唇の色がおかしい」「朝の顔色が悪い」「スキンケアで不安がある」など、小さな体調変化でもお気軽にご相談ください。