TOPへ

ブログ

寝汗が気になる方へ|正常な汗?病気のサイン?夜間の発汗と健康の関係

内科  / 内科一般

寝汗が気になる方へ|正常な汗?病気のサイン?夜間の発汗と健康の関係


寝汗とは?気づきにくい健康サインの可能性も

朝起きたとき、パジャマやシーツがびっしょり…。
このような「寝汗(夜間の発汗)」は、誰にでも起こる現象ですが、量や頻度によっては体の異常のサインであることもあります。

たがやクリニックでは、日進市・長久手市・東郷町・みよし市の皆さまの健康管理をサポートする中で、寝汗に関するご相談もよくお受けしています。


どのくらいの寝汗が「異常」?

夜間に軽く汗ばむ程度は、室温や寝具による生理的反応であり、特に心配はいりません。
しかし、以下のような場合は病的な寝汗の可能性も考慮する必要があります。

  • エアコンや扇風機で室温が適切でも毎晩大量に汗をかく

  • 着替えが必要になるほど汗をかく

  • 寝汗とともに発熱や体重減少、倦怠感がある

  • 汗が局所的ではなく全身から出ている

このような症状が続く場合は、一度医療機関での受診をおすすめします。


夜の水分補給、どのくらいが適切?

寝ている間はコップ1~2杯程度(約300~500ml)の水分が失われるといわれています。
そのため、寝る前にコップ1杯の水(約200ml)を目安に補給するのが理想的です。

ただし、疾患によっては水分制限が必要なこともあります。
ご不安な方は、たがやクリニックまでご相談ください。


寝汗と病気の関係|悪性腫瘍や感染症にも注意

寝汗は以下のような重篤な病気の兆候であることもあります。

  • 悪性リンパ腫などの悪性腫瘍
     → 特に夜間の発熱・体重減少とセットで現れることが多いです。

  • 結核などの慢性の感染症
     → 微熱や長引く咳とともに寝汗が現れることがあります。

  • 甲状腺機能亢進症や更年期障害
     → ホルモンバランスの乱れにより発汗が増える場合も。

寝汗が長期間続く、または他の症状と併発しているときは、内科での詳しい評価が必要です。


体に風を当てるのは避けた方がよい?

「寝汗をかくから」と扇風機やエアコンの風を直接体に当てると、自律神経が乱れて体調不良を引き起こす可能性があります。

  • 冷風で寝冷え→風邪・腹痛・だるさ

  • 交感神経の過活動で眠りが浅くなることも

室温は25~26℃前後を目安にやや涼しめに設定し、直接風を当てずに空気を循環させるのが理想です。


寝汗が気になるときは無理せず日進市のたがやクリニックへ相談を

寝汗には一時的な生理現象と、病気のサインの2つの側面があります。
日々の変化に気づきやすくなるためにも、「最近寝汗が多いかも」と思ったら、早めに医療機関へご相談を。

たがやクリニックでは、生活習慣・ホルモン異常などの観点から寝汗の原因を幅広く評価し、必要な検査や対策をご提案いたします。

予約(当日予約いただけます)