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尿はどのくらい我慢していい? | ― 我慢しすぎが体に与える影響 ―日進市・長久手市・みよし市・東郷町

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尿はどのくらい我慢していい? | ― 我慢しすぎが体に与える影響 ―日進市・長久手市・みよし市・東郷町

 

「少しなら我慢」は本当に大丈夫?

外出中や仕事中など、
「今はトイレに行けないから少し我慢しよう」
という場面は誰にでもあります。

しかし、尿を我慢しすぎることが習慣化すると、体に負担がかかることがあります。

 

膀胱の仕組みと尿意の正体

膀胱は、尿を一時的にためる袋状の臓器です。

・成人の膀胱容量はおよそ300〜500mL
・200〜300mL前後で尿意を感じ始める

尿意は「もう限界」というサインではなく、
膀胱が一定量たまったことを知らせる合図です。

 

尿はどのくらいまで我慢してよいのか

医学的には、

・軽い尿意 → 短時間なら問題なし
・強い尿意 → 早めに排尿するのが望ましい

と考えられています。

目安としては、尿意を感じてから1〜2時間以内には排尿するのが理想です。

 

我慢しすぎると起こりやすいトラブル

膀胱への影響

尿を長時間我慢すると、

・膀胱が過度に引き伸ばされる
・膀胱の感覚が鈍くなる

結果として、
尿意を感じにくくなる・排尿トラブルが起こることがあります。

 

尿路感染症のリスク

膀胱内に尿が長く滞留すると、
細菌が増殖しやすくなります。

特に、

・女性
・高齢者
・水分摂取が少ない方

では、膀胱炎のリスクが高まります

 

男性に注意したい尿閉のリスク

前立腺肥大症などがある男性では、
尿を我慢することで、

・急性尿閉
・排尿困難の悪化

を引き起こすことがあります。

「急に尿が出なくなった」は、
早急な受診が必要な状態です。

 

女性に多い「我慢ぐせ」の影響

女性では、

・仕事や家事でトイレを後回し
・頻尿を気にして水分を控える

といった習慣が、
膀胱炎や過活動膀胱の一因になることがあります。

 

頻尿がある人は我慢したほうがいい?

「頻尿だから、少し我慢して膀胱を鍛えたほうがいい」
と思われがちですが、自己判断での過度な我慢はおすすめできません

頻尿の背景には、

・過活動膀胱
・前立腺疾患
・糖尿病
・睡眠障害

などが隠れていることがあります。

 

排尿は“生活習慣のバロメーター”

排尿回数や尿意は、

・水分摂取量
・生活リズム
・ホルモンバランス
・自律神経

と密接に関係しています。

「年のせい」「体質だから」と片付けず、
生活習慣病や泌尿器疾患のサインとして捉えることが重要です。

 

こんなときは受診をおすすめします

・尿意を我慢できず生活に支障がある
・夜中に何度もトイレで起きる
・排尿時の痛みや違和感
・急に尿が出にくくなった

これらは、放置せず医師に相談すべきサインです。

 

日進市のたがやクリニックへご相談ください

たがやクリニックでは、

・頻尿、排尿トラブルの相談
・生活習慣病と排尿の関係評価
・必要に応じた専門医紹介

を行っています。

日進市・長久手市・みよし市・東郷町周辺で、「尿を我慢していいのか不安」「トイレの回数が気になる」
という方は、お気軽にご相談ください。

予約(当日予約いただけます)

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