痩せ体質をつくる!代謝を良くする3つの習慣【日進市・長久手市・みよし市・東郷町・名古屋市】
痩せ体質をつくる!代謝を良くする3つの習慣【日進市・長久手市・みよし市・東郷町・名古屋市】
代謝が徐々に落ちてきた、、
「年齢とともに代謝が落ちてきた気がする」「食べても太りやすい」——こうした声はよく聞かれます。代謝は体づくりや健康管理の基盤であり、運動・栄養・睡眠の工夫で改善が可能です。ここでは、 代謝を良くする方法 を解説します。
代謝とは?
代謝とは、体内でエネルギーを作り出し、使い、体を維持するための一連の化学反応のことです。
大きく分けて、
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基礎代謝(呼吸・体温維持・心臓の拍動など生命維持に必要なエネルギー)
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活動代謝(運動や日常生活で消費するエネルギー)
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食事誘発性熱産生(食事を消化・吸収する過程で消費するエネルギー)
の3つから成り立ちます。
特に基礎代謝は1日の消費エネルギーの約60〜70%を占め、筋肉量・ホルモンバランス・自律神経の働きによって大きく左右されます。
栄養バランスを整えるとなぜ代謝が良くなるのか?
代謝をスムーズに行うには、栄養素が「エネルギー回路」で正しく利用されることが大切です。
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たんぱく質は筋肉や臓器の材料になるだけでなく、消化・吸収時に多くのエネルギーを使います(食事誘発性熱産生)。そのため、バランスよく摂ると基礎代謝を高めやすいことが報告されています。
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ビタミンB群は補酵素として糖質・脂質・アミノ酸代謝をサポート。不足するとエネルギー産生効率が低下します。
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鉄は酸素を運ぶ赤血球の材料であり、ミトコンドリアでのATP産生に必須。鉄欠乏は「疲れやすい・代謝が落ちる」原因となります。
栄養が不足していると「燃料はあるのに燃やせない」状態になり、代謝が低下してしまいます。
睡眠をとるとなぜ代謝が良くなるのか?
睡眠は体を休めるだけでなく、ホルモンと自律神経を整えることで代謝を支えています。
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成長ホルモンは深い睡眠で多く分泌され、筋肉修復・脂肪分解を促します。
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インスリン感受性は十分な睡眠で改善し、糖質代謝が効率化されます。睡眠不足はインスリン抵抗性を悪化させ、肥満や糖尿病のリスクを高めることがわかっています。
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食欲ホルモンのバランス(レプチン低下・グレリン増加)は睡眠不足で乱れ、食欲増進と代謝低下を招きます。
睡眠は「代謝ホルモンをリセットする時間」であり、不足は代謝低下に直結します。
高強度インターバルトレーニング(HIIT)とは?
HIITは、短時間の高強度運動と休息を繰り返すトレーニング法 です。
代表例
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タバタ式トレーニング:20秒全力+10秒休憩 × 8セット(合計4分)。田畑博士(1996年)が提唱し、持久力と無酸素能力の両方を改善すると報告。
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スプリントインターバル(SIT):自転車で30秒全力 → 4分休息を数回。短時間でも持久力改善に効果。
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自重HIIT:バーピーやジャンプスクワットなど、器具なしで可能。
筋トレ後の代謝アップ(EPOCの効果)
筋力トレーニングやHIITの後は、EPOC(Excess Post-exercise Oxygen Consumption:運動後過剰酸素消費量) が増加します。
EPOCにより、運動終了後も安静時代謝が数時間〜48時間持続して高まることが報告されています。
短時間の運動でも「運動後も代謝が高いまま維持される」ことが、HIITや筋トレが効率的に代謝を上げる理由です。
日進市のたがやクリニックへご相談ください
代謝を良くするためには、
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栄養バランスを整える(燃料と補酵素を揃える)
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睡眠でホルモンと自律神経をリセットする
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HIITや筋トレで筋肉を活性化し、EPOCで代謝を持続させる
という3つの視点が重要です。
とくに40代以降は代謝が落ちやすく、生活習慣病のリスクも高まります。日進市・長久手市・みよし市・東郷町・名古屋市で健康づくりを考える方は、生活習慣の中に代謝アップの工夫をぜひ取り入れてみてください。
体調や持病がある方は、医師と相談しながら無理のない範囲で実践しましょう。