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皮疹を防ぐ第一歩は「爪切り」から | かゆみ・湿疹・感染を防ぐ意外と大切な習慣  | 日進市・長久手市・みよし市・東郷町

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皮疹を防ぐ第一歩は「爪切り」から | かゆみ・湿疹・感染を防ぐ意外と大切な習慣
| 日進市・長久手市・みよし市・東郷町

 

皮疹と「爪」の意外な関係

湿疹やかゆみの診察をしていると、
原因として見落とされがちなのが爪の状態です。

爪が伸びていると、

・無意識に皮膚を傷つける
・かき壊しが起こりやすい
・細菌が入り込みやすい

といった悪循環が生まれ、
軽いかゆみが皮疹へ進展することが少なくありません。

 

なぜ爪が皮疹を悪化させるのか

微小外傷による皮膚バリア破綻

皮膚は本来、外からの刺激を防ぐバリア機能を持っています。
しかし、爪による引っかきは、

・角質層の破壊
・微小な裂創の形成

を引き起こし、バリア機能を低下させます。

この状態では、
汗・細菌・アレルゲンが侵入しやすくなり、皮疹が長引くのです。

 

かゆみ―掻破の悪循環

皮膚疾患ではよく知られているのが、

「かゆい → 掻く → 皮疹が悪化 → さらにかゆい」

という悪循環です。

爪が長いほど、このサイクルは加速し、
湿疹・アトピー性皮膚炎・接触皮膚炎の増悪因子となります。

 

爪切りが特に重要な方

小児・高齢者

小児は無意識に強く掻きやすく、
高齢者は皮膚が薄く、傷が治りにくい傾向があります。

爪管理を怠ると、

・とびひ(伝染性膿痂疹)
・蜂窩織炎

などの感染症につながることもあります。

 

アトピー性皮膚炎・慢性皮疹のある方

アトピー性皮膚炎では、
「治療薬」と同じくらい日常ケアが重要です。

爪を短く保つことは、

・皮疹の悪化予防
・治療効果の底上げ

につながる、基本かつ重要な対策です。

 

正しい爪切りのポイント

切る長さと形

・指先と同じくらいの長さ
・深爪は避ける
・角を落としすぎず、丸みを持たせる

深爪は逆に炎症や巻き爪の原因となるため注意が必要です。

 

爪切りの頻度とタイミング

・週1回を目安
・入浴後など爪が柔らかい時

が安全でおすすめです。

 

爪の中の汚れ・細菌にも注意

爪の中は、想像以上に細菌がたまりやすい部位です。

掻いた際に、

・黄色ブドウ球菌
・連鎖球菌

などが皮膚に入り込むと、
湿疹が感染性皮膚炎に変化することもあります。

爪を短く保つことで、
このリスクも大きく減らせます。

 

皮疹がなかなか治らない場合は

以下のような場合は、
単なる爪の問題だけでなく、別の要因が隠れている可能性があります。

・適切なケアをしても改善しない
・赤みや痛みが強い
・じゅくじゅくしてくる
・発熱を伴う

このような場合は、早めに医療機関での評価が安心です。

 

日進市のたがやクリニックにご相談ください

皮疹の治療は「薬を塗ること」だけではありません。
爪切りを含めた日常習慣の見直しが、治療効果を大きく左右します。

たがやクリニックでは、

・皮疹の原因評価
・生活習慣を含めた指導
・小児から高齢者までの皮膚トラブル

に対応しています。

日進市・長久手市・みよし市・東郷町周辺で、皮膚トラブルにお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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