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隠れた塩分に注意|実はパンに多い?高血圧を防ぐ食生活のポイント【日進市・長久手市・みよし市・東郷町】

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隠れた塩分に注意|実はパンに多い?高血圧を防ぐ食生活のポイント【日進市・長久手市・みよし市・東郷町】

 

「塩分=しょっぱいもの」と思っていませんか?

高血圧の原因としてよく挙げられる「塩分」ですが、
多くの方が思い浮かべるのは、ラーメン、漬物、味噌汁などの“しょっぱい食品”ではないでしょうか。

しかし実際の診療現場では、
「自覚のない塩分摂取」=隠れた塩分が問題になるケースが少なくありません。

その代表例が「パン」です。

 

実はパンに含まれる塩分量は意外と多い

パンは甘い・しょっぱくないというイメージが強いため、塩分を意識しにくい食品です。
しかし、食パンや菓子パン、総菜パンには製造過程で塩が使われています。

目安として
・食パン1枚(6枚切り):約0.7~0.9g
・ロールパン2個:約0.8~1.0g
・総菜パン1個:1.5g前後

となることもあり、パンだけで1食分の塩分に近づく場合もあります。

 

朝食がパン中心の方は要注意

特に注意したいのは
・朝食が「パン+ハム・チーズ+スープ」
・忙しくて菓子パン1個で済ませる
といった生活習慣です。

これを毎日続けていると、
「自分では薄味のつもりでも、実は塩分過多」
という状態になりやすく、高血圧が改善しにくくなります。

 

高血圧と塩分の医学的な関係

塩分(ナトリウム)を多く摂取すると、体内の水分量が増え、血管にかかる圧力が上昇します。
この状態が続くことで、

・高血圧の悪化
・動脈硬化の進行
・脳卒中、心筋梗塞、心不全のリスク上昇

につながることが、数多くの研究で示されています。

特に日本人は塩分感受性が高い人が多く、
少しの塩分増加でも血圧が上がりやすいとされています。

 

パンを完全にやめる必要はありません

「パンは食べてはいけない」ということではありません。
大切なのは 選び方と組み合わせ です。

減塩タイプの食パンを選ぶ
・菓子パンや総菜パンの頻度を減らす
・パンの日は、汁物を控えめにする
・たんぱく質や野菜を意識して組み合わせる

といった工夫で、塩分量は大きく変わります。

 

健診で血圧を指摘されたら早めの見直しを

健診で
・血圧が高めと言われた
・家庭血圧が少しずつ上がってきた
・薬を飲むほどではないが不安

という方は、まず 「隠れた塩分」 を見直すことが重要です。

食生活の小さな積み重ねが、将来の血圧と血管の健康を左右します。

 

日進市のたがやクリニックへご相談ください

たがやクリニックでは、
血圧の数値だけでなく、生活習慣や食事内容を含めた総合的なアドバイスを行っています。

日進市・長久手市・みよし市・東郷町周辺で、
「薬の前にできることを知りたい」という方も、お気軽にご相談ください。

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