食べてすぐ寝るのはなぜよくない? | 胃・腸・睡眠に与える影響を専門医が解説 | 日進市・長久手市・みよし市・東郷町
食べてすぐ寝るのはなぜよくない? | 胃・腸・睡眠に与える影響を専門医が解説
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「食後すぐ横になる」は体に悪い?
「食べてすぐ寝ると体に悪い」と聞いたことはあっても、
なぜ悪いのかを正しく理解している方は意外と多くありません。
診療の現場では、
・胸やけ
・胃もたれ
・喉の違和感
・夜間の咳
・睡眠の質の低下
といった症状の背景に、
食後すぐに横になる生活習慣が関係していることがよくあります。
食べてすぐ寝ると何が起こるのか
胃の内容物が逆流しやすくなる
食後、胃の中には食べ物と胃酸がたまっています。
通常は重力と消化管運動により、内容物は腸へ送られます。
しかし、食後すぐ横になると、
・重力の助けがなくなる
・下部食道括約筋の圧が下がる
ことで、胃酸や食べ物が食道へ逆流しやすくなります。
これは逆流性食道炎の重要な悪化要因です。
胃の消化活動が妨げられる
消化には、胃の蠕動運動と十分な血流が必要です。
食後すぐに寝ると、
・自律神経が休息モードに偏る
・胃の動きが鈍くなる
結果として、
・胃もたれ
・膨満感
・吐き気
といった症状が出やすくなります。
睡眠の質にも悪影響を及ぼす理由
夜間逆流と睡眠障害
夜間に胃酸が逆流すると、
・胸の違和感
・喉の刺激
・咳や声枯れ
が起こり、無意識の覚醒を繰り返します。
その結果、
・熟睡感がない
・朝の疲労感が残る
といった睡眠の質の低下につながります。
食べてすぐ寝る習慣が問題になりやすい人
逆流性食道炎がある方
すでに逆流性食道炎と診断されている方では、
食後すぐに横になることで症状が顕著に悪化します。
高齢者・肥満傾向のある方
腹圧が高まりやすい状態では、
胃内容物が逆流しやすく、影響がより強く出ます。
専門医がすすめる「正しい食後の過ごし方」
寝るまでに空けたい時間の目安
一般的には、
・食後2~3時間は横にならない
ことが推奨されます。
特に夕食は、就寝時間から逆算して
早めに済ませることが理想的です。
食後は軽く体を動かす
激しい運動は不要ですが、
・ゆっくりした家事
・軽い散歩
は、胃腸の動きを助け、逆流予防にもなります。
食後の不調が続く場合は注意
以下のような症状がある場合は、
単なる生活習慣だけでなく、病気が隠れている可能性もあります。
・胸やけが続く
・黒色便
・体重減少
・飲み込みにくさ
自己判断せず、医療機関での評価をおすすめします。
日進市のたがやクリニックへご相談ください
「食べてすぐ寝る」という何気ない習慣が、
胃腸症状や睡眠の質低下の原因になっていることは少なくありません。
食後の不調や睡眠に関するお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
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