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TFTってなに?〜ヒアルロン酸治療のいろいろ〜

美容

「TFTって、なんですか?」
患者さんから、ときどきこんなご質問をいただきます。

ヒアルロン酸といえば、「あごを整える」「額に丸みを出す」など、部分的な治療を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも実は、ヒアルロン酸治療には“顔全体のバランス”を整える、より包括的なアプローチも存在します。
それが ”TFT(Total Facial Treatment)” です。

【TFTとは、「顔全体を診る」治療】

TFTは、その名の通り お顔全体を一つの“作品”として捉え、全体の調和を大切にする治療 です。
パーツごとに整えるのではなく、頬・額・フェイスライン・唇などのバランスを見ながら、トータルで整えていきます。

たとえば、あご先を少し前に出すことで横顔の美しさが際立ったり、頬のボリュームを調整することでほうれい線が自然に目立たなくなったり。
1ヶ所を直すのではなく、全体の印象を自然に引き上げていく。
それがTFTの魅力です。

【TFTの中でも、実は“幅”がある】

「TFTをしています」と言っても、その内容や深さは実にさまざまです。

  • 感覚的にバランスを整える“ふんわり”型
  • 骨格や黄金比など、数値ベースで整える“美学重視”型
  • mm単位での変化を計算する“精密調整型”

私はその中でも、「mm単位での変化」にこだわったTFTを行っています。
「ここに0.3cc入れると、このラインがこう持ち上がる」
「ここに0.1cc加えると、影の印象がこう変わる」
——そんな細やかな調整を重ねながら、理想のバランスへ導いていく治療です。

このアプローチに、私は誰にも負けない自信を持っています。
なぜなら、TFTで本当に大切な要素である
「診る力(アセスメント力)」と「引き出す力(カウンセリング力)」を、私は誰よりも大切にし、磨き続けてきたからです。

【TFTで本当に大切なのは、“技術”よりも“診る力”と“引き出す力”】

ヒアルロン酸治療というと「注入の技術」ばかりに注目されがちですが、TFTではむしろ以下の2つが鍵を握ります。

①「診る力(アセスメント力)」

どこをどう整えると、その方の魅力が最大限に引き出されるのか。
骨格や筋肉の動き、顔全体のバランスなどを的確に読み取り、
「ここにどれだけ入れたら、どう変化するか」を瞬時に描ける力が必要です。

②「引き出す力(カウンセリング力)」

患者さん自身も気づいていない“なりたい自分像”を丁寧に引き出す力。
「どう見られたいか」「どんな印象をまといたいか」——
その想いを一緒に言語化し、治療に落とし込んでいくカウンセリングは、TFTの根幹です。

私はこの2つの力を、日々の診療の中で磨き続けてきました。
だからこそ、「ここに0.1cc入れるとどうなるか」「この角度で入れるとどう見えるか」までをmm単位で設計し、
患者さんの理想に近づけるためのTFTを行うことができると、自信を持って言えます。

もちろん、どのTFTが合うかは人それぞれです。
感覚的なアプローチがフィットする方もいれば、細部にこだわる治療を求める方もいる。
だからこそ、選ぶのは患者さん。

自分の“なりたい印象”を丁寧に引き出し、
それをmm単位でかたちにしていく。
それが、私のTFTです。

おわりに、、、

私のTFTは、ただヒアルロン酸を入れるだけの治療ではありません。
“診る力”と“引き出す力”がかけ合わさってこそ、はじめて成立するアートのような治療です。

「なんとなく老けてきた気がする」
「全体的に垢抜けたいけど、どこをどうすればいいのか分からない」
そんな方には、このようなTFTアプローチがとてもおすすめです。

まずは、あなたの“理想の自分”について、ゆっくりお話ししてみませんか?

 

★たがやクリニック 注入治療(ヒアルロン酸、ボトックス®︎)専門、内科併設

愛知県日進市米野木台5丁目108番(米野木駅から徒歩7分、駐車場17台)